ファイナンシャルプランナーのコラム 住まいも一生。お金も一生。

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第4回 住宅購入時の生命保険の見直しに際して気をつけたいリスクとは?

住宅をご購入された方の多くが、購入時(直後)に生命保険の見直しをされています。

前回のコラムでも簡単に触れさせていただきましたが、住宅購入時(住宅ローンを組まれた時)には団体信用生命(もしくはそれに相応する民間生命保険)にご加入されるケースがほとんどです。

その後もし一家の大黒柱に万が一が起こった場合には住宅ローンが団体信用生命により相殺されるため(もしくはそれに相応する民間生命保険にて一括返済)、それを考慮し必要保障額を算出し直すと、現状ご加入中の生命保険の保障額が過大すぎるケースが多々見受けられます。

そこで生命保険の見直しをすることにより、結果保険料の削減につながるケースがあるからです。

生命保険の見直しの際に見落としがちな『落とし穴』

生命保険の見直しの際に見落としがちな『落とし穴』

さて、それでは皆様がめでたく住宅を購入し生命保険を見直そうとお考えの場合、どなたにご相談されるでしょうか?

私の知る限りでは、知り合いの生命保険会社の営業レディーや営業マンに見直しを依頼されることが多いかと思います。

それでその営業レディーや営業マンは保険の見直しを依頼された際は、住宅を購入された方の必要保障額を算出し、過大な保障は省き、もしくは新たな商品に切り替えて、さあ終了!めでたし、めでたし!となるケースが大半です。(自分の利益のために新たな商品への切り替えのみを行い、保障額の根拠となる必要保障額すら算出しない適当な営業も数多く存在しますが)

大体の方はここで「これで一安心」となられるのですが、ここで大きな『落とし穴』が潜んでいることに気がつかないことが多いのです。

では、『落とし穴』とは一体何なのでしょうか?

リスクは"万が一の場合"だけではない

その『落とし穴』とは、ずばり【収入の喪失《もしくは収入の減少》】のリスクです。

多くの方は、一家の大黒柱に万が一があった場合のことしか考えておりません。
たしかに一家の大黒柱に万が一があった場合には、その経済的ダメージは大きいので先ずそのことを念頭に考えることは極めて当たり前の考え方です。 では、もし万が一ではなく、何らかのケースで仕事ができなくなり収入が喪失もしくは激減した場合はどうなるでしょうか?

もちろん万が一の場合には団信により住宅ローンが相殺されますが、何らかの理由で働けなくなった場合には団信や生命保険では何ら役に立ちません。よって住宅ローンの返済が残ったまま、収入減という苦難に直面することになってしまいます。

ですので、そういった『落とし穴』(リスク)も考えたうえで、損害保険分野である【所得補償保険】なども検討されることが重要になってくるのです。

なぜ『落とし穴』に気がつかないのか?

なぜ『落とし穴』に気がつかないのか?

このような『落とし穴』(リスク)も考慮し、全体的に保険を見直す必要があるのですが、なぜその『落とし穴』に気づかないのかというと、多くの方が見直しの相談をされる際にその相談相手となる生命保険会社の営業レディー、営業マンの大半が『生保専業』だからです。

たしかに生命保険会社の営業レディー、営業マンは『生命保険のプロ』ではありますが、『生命保険のプロ』であるがゆえに生命保険のみを考慮し、損害保険分野のリスクを考慮しないケースが数多く見られます。

もちろん住宅購入者は保険(リスクマネジメント)のプロではありませんので、その道のプロに教えを請うことになりますが、その相談相手方が『生保専業』ですと、生命保険のみの考え方のみをお客様にご案内するケースが多く、保険の素人である住宅購入者はその『落とし穴』に気づかない、という図式になるのです。


まとめ

確かに『餅は餅屋』という言葉があるように、生命保険の加入は生保専業から、損害保険の加入は損保専業から加入するということはあながち間違いではございません。

しかし住宅購入者にかかわらず、保険にご加入もしくは見直しをされる方の身の回りにあるリスクは生損保にまたがった様々なリスクが考えられるので、そのリスクの全体像を把握し、そのうえでそのリスクを回避するための保険に加入されることが今後の安心した生活につながっていくと思います。

ですので、もし保険のご加入や見直しをされる場合には、生損保を超えた全体的なアドバイスをくれる『保険のプロ』『リスクマネジメントのプロ』『お金のプロ(FP)』にご相談されることが重要ではないでしょうか?




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